2017年10月27日金曜日

最近のウォーオブブレインズ界について (1)

数年振りのブログ記事が、デジタルカードゲームの記事になるとは、運命の因果を感じてしまう今日この頃です。
私は最近 Twitter でウォーオブブレインズ(ウォーブレ)についてかなり言及していますが、たまにはブログ記事でウォーブレ界に何か貢献しようと思い、今回は筆を取ることにしました。

注意: 私自身、ウォーブレをプレーする時間があまり取れていないので推測も多分に混じっております。
絶対的に正しいことを書いているわけではないことをご承知ください。

今回の話は完全にウォーブレプレイヤー向けです。ウォーブレの解説はしないので、ウォーブレの事を知らない人は適当に調べてください。

現在のウォーブレの話をする前に、ウォーブレの環境の移り代わりについて振り返ってみましょう。

1. 第二弾環境について


第二弾環境も終わりに近づいた 7 月、ウォーブレ界では人口爆発が起きました。これはとあるデジタルカードゲームから人が大量に流入したためです。私もこの時期にウォーブレを始めました。

このころ一番強いと言われていたデッキは「テンポマグナ」と「ウイルスユニオン」であったと思います。どちらも第二弾環境の追加カードにより現れたデッキです。強いデッキは存在していたものの、プロモカードによる調整のおかげで他の国のデッキもそこまで悪くはなく、色々なデッキや国が見られる時期でした。

ただし、良環境であっても人が飽きるのは早いもの。7 月の終わりから 8 月の頭にかけ
て人々は新カードと新環境を求めるようになっていきました。


2. 第三弾環境について


そして 8 月に第三弾がリリースされることになります。第三弾では多数の新カードが追加され、いろいろなコンセプトのデッキが生まれること
になりました。

第三弾では何のデッキが強くなったかというと、やはりテンポマグナでした。ウイルスユニオンはもう完成していたので新規カードがほとんどなかったこと、デッキの軸となるデスアリゲーターがテンポマグナの訂正者と呼ばれるカードに弱いこともあり少なくなってしまいました。

第二弾でも十分強かったテンポマグナですが、第三弾になり更に強くなりました。マグナがイプシロンやゲームチェンジャーの追加により強化されたためです。結果、テンポマグナの一人勝ちのような状況が生まれます。他のデッキを使う皆の不満が高まっていきました。

そんな状況で現れたデッキが通称「エモΣ」です。このデッキはテンポマグナを倒すために開発された一種のソリティアデッキです。準備が整ったら盤面を無視してプレイヤーに直接ダメージを与えます。

更に、テンポマグナを倒すべくタオシンがアグロタオシンになります。結果として第三弾環境は「テンポマグナ」「エモΣ」「アグロタオシン」の三つ巴の争いとなりました。「エモΣ」はソリティアデッキなので、やっている人は楽しいのですが対戦者の不満が高
まっていきます。

それを見かねたのか、運営が環境調整を発表し、その場は収まることになりました。


3. ナーフについて


そして 9 月に待望のナーフが行われました。実際にどのような調整が行われたかは以下
をご覧ください。

http://www.takaratomy.co.jp/products/wob_ocg/information/information_20170831/

見てもらえば分かる通り、マグナを中心にナーフが入っていることが分かります。エモΣ対策としてクローンフィーバーにナーフが入りました。

他にも A1 のカードにナーフが入っていることが分かります。これは、もともと第三弾後の 8 月に A1 のカードをナーフする予定であったのではないかと考えられます。カードゲームにおいて初期にデザインされたカードは大味で強すぎるデザインになってしまうことがあります。それらのカードを適正な強さにしようと考えていたのでしょう。

そう考えるとナーフとして異様なのはプロモカードの訂正者と唯一の A3 カードのクローンフィーバーです。A1 カードの調整にマグナの調整とエモΣへの調整を無理矢理押しこんだようです。そのため、カードの調整は遅れて 9 月になってしまったのだと考えられます。

エモΣのキーパーツであるエモやΣにナーフが入らなかった理由についてもお話しします。まず、エモΣはユニオンのデッキです。エモはニュートラルカードですがユニオン以外で
は暴れていないのでユニオンのカードに問題があることになります。Σはゲームチェンジャーのカードです。ウォーブレの顔とも言えます。能力は凶悪ですが他のデッキでも使えますし、運営はできるだけゲームチェンジャーをナーフしたくないと考えたのでしょう。そして、このナーフは想定外であることからナーフできるのはおそらく一枚。一枚のナーフでエモΣを大幅に弱体化させ、他のデッキに影響をほとんど与えないカード、それはクローンフィーバーしかありえません。クローンフィーバー自体の能力も凶悪なので他のデッキで悪用されるのを防ぐ面もあったのでしょう。

なぜかシェドのカードにナーフが入っていますが、これはおそらくシェドはマグナに虐げられてきたので、マグナがナーフされたことでシェドが強くなるのを考慮したのではないかと私は考えています。

さて、環境は運営やユーザーの思惑通りとなったのでしょうか……?


4. ナーフ後について


ナーフによりマグナの力はかなり衰えました。もともとマグナは序盤があまり強くない国なのです。序盤の動きを封じられたことで、かなり動きにくくなりました。

ナーフ直後にはマグナが激減し様々なデッキが息を吹き返してきました。シェドも増えました。クローンフィーバーがナーフされ、マグナがいなくなったことでエモΣもほとんどいなくなりました。

ただ、ナーフ直後にランクマッチに潜ると私は「なぜか急にラピスが増えたような……」と感じていました。その懸念は後に最悪な自体を引き起こすということを知らずに。

一週間も経つと、環境が固まりそこは地獄となりました。

環境にラピスやユニオンが激増していたのです。からくりはこうでした。マグナにいじめられていたのはシェドだけではなかったのです。ラピスやユニオンもマグナにいじめられていました。

シェドはナーフを受けましたが、ラピスやユニオンはナーフの影響をあまり受けませんでした。ラピスはデッキの核となったタンゲがナーフされ、エモΣ以外のユニオンはそこまで目立っていなかったのでラピスやユニオンが弱くなりすぎることを危惧していたのでしょう。しかし、ラピスやユニオンは運営が考えていたよりももっと強かったのです。マグナがあまりに強かったので本領を発揮できていな かっただけです。これらの国が強くなったのはラピスやユニオンの序盤に優秀なカード が第三弾で追加されていたからです。

そもそも、マグナやシェドは弱いソウルバーストをカードパワーで補ってなんとかしていました。しかし強いカードがどんどんナーフされカードパワーが他と同等程度に落ちてしまいました。結果どうなったかというとソウルバーストが強い国が強くなったのです。当然の結果です。

ナーフ後の環境デッキは「テンポユニオン」と「ブーストラピス」です。テンポユニオンはメイグルからの2コストユニットやエレファンクで盤面を制圧するデッキ、ブーストラピスはワンターンキルを狙うデッキです。環境の改善にはテンポユニオンとブーストラピスの弱体化が欠かせません。

さて、次はカードをどう調整するべきかという話になるのですが、長くなりそうなので
また次回。

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